魚粉製造業界の特殊性により、魚粉の製造工程では常に脱臭が不可欠な部分となります。近年、工業生産における環境要求に対する国内外の関連法規制がますます高くなっており、廃蒸気の脱臭に対する注目が高まっています。この問題を解決するために、当社は世界最先端の紫外線光触媒技術と高エネルギーイオン脱臭技術をベースに実験と改良を重ね、魚粉業界に特化した新しい脱臭装置「イオン光触媒浄化装置」を開発しました。
この装置は、魚粉製造時に発生する刺激臭物質を含む廃蒸気を効果的に無色無臭の水とCO2に分解し、廃蒸気の脱臭と浄化の目的を達成することができ、脱臭効率が高いという利点があります。従来の脱臭方法に比べてメンテナンスコストが低く、安定した性能を発揮します。主に魚粉廃棄蒸気の最終処理に使用されます。廃蒸気は、ブロワーの作動下で装置に入ります。消臭タワー除湿フィルターを経て、最終的にはこの装置で脱臭された後、大気中に排出されます。
その動作原理は、高エネルギーの紫外線を照射する過程で空気中に多数の自由電子を生成することです。この電子のほとんどは酸素によって得られ、不安定な酸素マイナスイオン(O3-)を形成し、電子を失いやすく活性酸素(オゾン)となります。オゾンは、有機および無機物質を酸化分解できる高度な抗酸化物質です。硫化水素やアンモニアなどの主な臭気ガスはオゾンと反応する可能性があります。オゾンの作用により、これらの臭気ガスは大きな分子から小さな分子に分解され、鉱物化されます。イオン光触媒浄化器の後、廃蒸気は直接大気中に排出できます。