魚粉や魚油の製造ラインでは、間接加熱に蒸気を使用する調理器や乾燥機などの機器では、製造過程での間接熱交換により100℃を超える高温の蒸気凝縮水が大量に生成されます。この凝縮水をリサイクルすることにより、工業用水の節約だけでなく、ボイラー燃料の節約、大気汚染の軽減、ボイラーの熱効率の向上にもつながります。しかし、凝縮水を回収するためのボイラータンクと温水ポンプをサポートするだけでは、凝縮水の潜熱がボイラーに入る前に放散されてしまい、凝縮水の回収価値が低下します。上記のような状況に対し、当社が開発したドレン回収装置はまさにこの問題を解決します。ドレン回収装置は主に、加圧回収タンク、高温多段ポンプ、磁気フラップレベルゲージ、減圧弁で構成されています。少量の蒸気を含む凝縮水はパイプを通じて比較的密閉された回収タンクに集められ、タンク内の圧力は減圧弁を使用して制御できます。回収タンク内の水位が一定の高さに達すると、高温多段ポンプが磁気フラップレベルゲージによって制御され、凝縮水と蒸気が補給水としてボイラーに送られ、実際の熱効率が向上します。ボイラーのポテンシャルを最大限に発揮します。